2008年06月17日

俵づくり

城端商工会青年部 部長の石川です。


 今日は7月27日(日)に行われる東西砺波盤持大会で使う俵づくりをしました。
今年は60キロ用の俵を4俵、45キロ用の俵を1俵つくります


 青年部が東西砺波盤持講の役員の方から運営を受け継いでから、早いもので5年目になります。毎年、1回しか俵づくりはしないので、なかなかこの俵づくりも簡単には技能伝承とはいきませんが、毎年少しずつ上達しています。俵づくりの名人の塚本のお爺さんがお亡くなりになられて、一時はどうなるかと思いましたが、過去の作製しているビデオを見たり、塚本さんの奥さん(おばあさん)に教わりながら、なんとか出来るようになりました。


 俵づくりは、まず、わらのしべとりから初めて、わらをきれいにしてから、俵編み機に6本ぐらいのわらを使って、少しずつ編んでいきます。結構、根気が要る作業ですし、編み方によっては見た目がまったく違う物になります。結構俵作りには性格が出るかもですね。私は昨年実際にやってみましたが、かなり雑な物になってしまいました。しっかり編まないと、すぐにほつれてきて、俵も長持ちしません。青年部が作った物と、塚本名人が作った物では、まったく俵の強さが違っていました。

 今日は作りませんが、さんだわらといわれる、俵のふたも作らなくてはいけません。
その後、この俵を使って、俵の中に本当の米を入れて、俵をたたいたり、ころがしたりして形を作っていき、ひもで縛って米俵の完成になります。


 本当にこの作業は大変な作業ですし、技能が必要です。盤持ち大会を続けているところは、全国にもまだ他にあるとは思いますが、米俵から自分たちで作っているところは、他にはないのではと思います。
このような伝統行事を私たちは今後も後世に残していかなければいけないと 思い、がんばっています。


 今回は例年以上に良い俵が編めました。最後は皆で役割分担しながら、総力戦で、かなりはやく編めるようになりました。最初から1人で編むのではなくて、編む人は2人、わらを準備する人、わらを手渡す人など、役割分担すればよかったです。気がつくのが遅かった今後の予定としては、7月20日(日)に実際に俵に米を入れて、米俵を完成させる予定です。

 場所は城端別院台所門で行います。時間は午後1時からを予定しています。
 興味のあるかたはぜひ、見に来てください。
 俵づくりに参加したい方も大歓迎です。俵づくり、当日の盤持ち大会の運営もそうですが、伝統行事を残していくためには、青年部はもちろん今後もがんばらなくてはいけませんが、興味のある方にも幅広く参加してもらって、全国にこのようなことを続けているということを、伝えていくことも私たちの大事な役割だと思います。伝統行事を残していくためには、盤持ちサポーターを作らなくてはですね。

 マスコミの方の取材も大歓迎ですので、お待ちしています。

(リバン・イシカワ 石川幹人)


※このときの様子が6月16日の北日本新聞朝刊に掲載されました。


コラム
Comment  ほそみち     [2008.06.17 22:33]
ご苦労さまです。民俗文化の継承はとても大切ですね。
さんだわら、懐かしい。
福光の土生新の在所の広場を「バンブツバ」つまり「盤持ち練習場」と呼んでいました。

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